東武杯優秀選抜野球大会（春）  vsリトル朝日少年野球クラブ (2018/3/4 9:00 牛島小学校)

 2018年3月4日、春一番が吹き梅の花も咲き誇り始める、まさに初春。

温かさとともに別れの日も確実に近づいてくる。

りょうた、りん小学生生活最後の公式大会に挑む。

東武杯！

 

本日のスターティングメンバーは

1番遊撃手とわ#4

2番三塁手しょうたろう#5

3番二塁手りょうた#10

4番捕手あおい#3

5番投手りん#1

6番一塁手こうせい#6

7番中堅手そうま#7

8番右翼手ともき#2

9番左翼手ゆうき#8

控えに、ここみ#9、りょう#11、ののは#12、ゆうすけ#13、

みつき#14、だんじゅうろう#15 、りゅうのすけ#16

全員野球！勝利を目指して！

 

ニューダイヤフレンズは先攻

初回、1番とわはじっくり相手ピッチャーの球筋を見極める。

追い込まれてからセンター前に弾き返すクリーンヒット！ノーアウトランナー一塁。

続くしょうたろう倒れる間に、とわは二塁へ進塁。

打席にはキャプテンりょうた。

打った打球はサードへの高いゴロ。とわは三塁へ、りょうたも快速を飛ばして一塁セーフ！

ワンアウトでランナー一、三塁のチャンス。

バッターは4番あおい。

ここでベンチが動く、りょうたにスチールのサイン。

あおいの打席の初球にりょうたが良いタイミングでスタート！

しかし、あおいがサインミスでヒッティング、ライトフライに倒れてしまう。

塁はそのままアウトカウントが進む。

打席にはりんが入る。

まだ先制のチャンス。りんの打った打球はピッチャーへの強いゴロ。

しかし相手投手のフィールディングに阻まれスリーアウトチェンジ。

惜しいチャンスを潰してしまう。

 

その裏の守備、りんの球はまずまず走っている様子。

チャンスを潰した後の守り、相手に勢いを与えるプレーは避けたい。

先頭打者は気合の入るりんの投球に差し込まれセカンドフライ。

悪い流れを断ち切る良いスタート。。。と思いきや、りょうたまさかのエラー。

緊張しすぎ。。。表情が固まってる。

気を取り直して次打者に集中。。。したいところだが、

今度はりんが牽制悪送球。進塁を許す。

続く打者の打球はピッチャー前、三塁線への小フライ。

ファールにするか判断遅れこれを内野安打にしてしまう。

3番打者には死球。これでノーアウト満塁の大ピンチ。

迎えるは相手4番バッター。

りんのストレートに詰まった打球は三遊間へ、しょうたろうナイスキャッチ！

捕った流れで一回転してホームへ返球！しかし判定は無情にもセーフ判定！

先に失点を許してしまう。

続く打者の打球は今度はライトへの飛球。ともき深く守っており目の前にポトリ。

続いてレフトオーバー、レフト前ヒットと悪い流れを断ち切れない。

初回に５失点を許す厳しい戦いとなる。

 

2回、気を取り直して一点づつ返して行こう！

先頭のこうせい、追い込まれながらもストレートをキレイにレフト前に弾き返す！

この回も先頭打者を出塁させる。

続くそうま、芯を食う打球もショート正面でこうせいセカンドでフォースアウト。

ともき、ゆうきと倒れこの回も無得点。

ノーアウトからのランナーを続けて活かせず。。。

 

 

2回裏の守備、攻守での悪い流れが止められない。

先頭打者四球で出塁を許し、ワンアウトから相手4番の打球はセンターへ

イージーと思われた打球だが、目測誤りセンターオーバーのタイムリーに。

続く打者の打球は一二塁間を抜けるシングルヒット。。。がライトも抜けてHRに。。

３点を献上してしまう。

ここまでニューダイヤフレンズ良いところなし。

ズルズルいってしまいそうな中、守備で魅せる。

三遊間のヒット性の打球をしょうたろうが好捕！ツーアウト。

レフトへの飛球。ゆうきが下がりながらキャッチ！

攻撃に流れを呼ぶプレー。

 

3回、大会規定のコールド負けもチラつく。

打順は先頭に返って1番とわ。しかし引っ掛けてセカンドゴロでワンアウト。

続く2番しょうたろう。サードゴロでツーアウト。

打席には本日クリーンアップをまかされたキャプテンりょうた。

今日で最後になるかもしれない試合。並々ならぬ思いで臨んでいたと思う。

しかし無情にも気持ちは空回り、初回の失策から始まった悪い流れを食い止めたい。

打席では内角低めの難しい球を思いっきり振り抜く攻めの姿勢。

そして、りょうたの放った打球はセンターを抜けるツーベースヒット！

気持ちで打った気迫の一打！

続くあおいの打席。セカンドにはりょうた。

打球はショートへ、相手ショート掴んで万事休す。。と思われたが、

ファーストへの送球が逸れてあおいはセーフ。

セカンドランナーりょうたは一気にホームをつく好走塁で遂に一点を返す！

打席にはもう１人の6年生りんが入る。

人一倍負けん気の強い副キャプテン、このまま終わるわけがない。

弛まぬ努力で磨いた投球術とスイング。

雰囲気の出る打席で打った打球はライト前クリーンヒット！

次打者につなげるチームバッティング。

続くはこうせい。前の打席で相手ピッチャーにタイミング合っており期待が高まる。

しかし、ここはブレーキボールでかわされピッチャーゴロに倒れる。

 

1得点で終わってしまったが、ようやくニューダイヤフレンズらしさが出てきた。

これも6年生の地力の賜物なのでしょう。

続く守りでは、1四球は与えながらも無失点で抑える。りん本来のピッチング。

守備にも硬さが取れて動きが良くなってきた感じ。

この雰囲気で回を重ねていけば逆転もあるのでは。。。

 

そんな期待は通じず、四回表の攻撃を無得点で終えたニューダイヤフレンズ。

審判からの集合の合図。。。

大会規定によりコールド負けを喫する。

 

最後の試合。

やり残した事も多かろう、悔いが残る事も多かろう、

もう２人には「次の試合に向けて」という言葉はかけられない。

最後の大会で結果は残らなかったかもしれない。

だけど6年生２人の強い想いは強く感じれた試合でした。

そして試合後の２人の表情は今日の陽気の様にとても晴れやかでした。